自画自賛

自己満足のためのブログ

炭水化物の摂取による停滞期の脱出なのか

塞翁が駒。いや、少し違うか、瓢箪から駒か。なんか違うな。棚から牡丹餅かな。とにかく思いがけず、減量のヒントが転がり込んできた。ストンと1.5kg体重が減った。それは偶然だったけれど、多分これまでの数か月の努力があってこそでもある。
ダイエットを始めて約2か月。初めて体重が減った。他人がダイエットをしているのだけれど、2か月体重が変わらないんだよね、と言ってきたら僕は間違いなくやり方を疑う。というか、それダイエットじゃないよね、と言ってしまいそうでもある。その程度の常識的な考えくらいはある僕だけれど、自分にはとてもスイートで2か月間数字に表れないダイエットを続けてきた。
もちろん、嫌になった。そして、気持ちを奮い立たせた。1月6日、ダイエットを始めて1か月が過ぎたのに、体重は全く減らない。気合を入れなおすために2か月で4kg減らすと宣言をした。元々、3か月で4kg減らす予定だった。2か月で4kgとは、1か月の遅れをキャッチアップする目標の再設定だった。まじめにも1か月で体重が減らなかった事実に真正面から向き合い、現状で摂取カロリーと消費カロリーがバランスされているのだから、必要なのはこれまでの筋トレと食事制限に加え、毎日4kmのジョギングだと結論づけている。要するに、ダイエットは消費カロリーと摂取カロリーの差だとシンプルに決めていたのだ。いや、今も本質はそこにあると思う。けれど、ジョギングを出来る気力はなかった。宣言してから一度もジョギングはしていない。
しかし、今ようやく体重が減ってきた。12月から筋トレと食事制限によるダイエットを始めた。ダイエット内容詳細は色々書いてきたけれど、まとめれば自宅で自重の筋トレ(腕立て、スクワット、プランクなど)をコンスタントに続け、食事は多少気を使う程度で厳しいカロリー制限はしていない、という感じだ。
見た目の変化はすぐに表れ、継続して体感している。例えば、顔がシャープになったとか、鏡に映る体が引き締まってきたとか、もう少し具体的に言えば、パツパツで着られなかった服がなんとか着られるくらいになったとか、腕時計が緩くなったとか。でも、体重は全く変化がなかった。要は見た目が変わればいいじゃないかという話もあるけれど、そういう体重ではない。どれだけマッチョになってもこの体重は少し重すぎる。というわけで、体重減少は一番の目的にしているし、今もそれはぶれていない。一番明確なダイエットの成果であり、目標にもしている体重の減少がないことをこれまで結構気にしていた。厳しいカロリー制限をしていないというのは、時にはお酒も飲むし、揚げ物も食べるし、間食もするということだけど、とはいえ毎日空腹を感じ、腹八分目で抑え、と生活していたので、体重が落ちないことは少しストレスだった。
体重減少が始まったのは1週間前の病気断食から。その時、1kg体重が減った。3日も食べなきゃそりゃそうなる。でも、断食後の反動もそれなりにあった。しかし、今日の朝、体重を測るとまた0.5kg減っていた。まぁ0.5kgの差なんて、コロコロ変わるので気にしていたらダメなのだけど、これまでダイエットを始めて1.5か月で体重が全く変わらなかったところへようやく1.5kg(断食1kg+その後0.5kg)の進捗は嬉しかった。ちなみに、一週間で劇的に体が変わったということはない。鏡の前の体はこの2か月間ペースが変わることなく緩やかに変化をしている。
しかし、なぜか?調べていくと、これではないかという可能性をひとつ見つけた。それは、炭水化物の摂取による効果だ。僕はこれまで、全体的なカロリー制限をしてきたし、その中でも炭水化物の量を減らしてきた。例えば朝食に飲んでいたバナナ牛乳をプロテインと牛乳に置き換えた。夕食のご飯(白米)も少し減らした。これは筋肉をつけながら体重を減らしたかったからだ。そして、体つきが変わっていった。しかし、体は慢性的に効率の良いエネルギー(炭水化物)の不足を感じていたのかもしれない。
病気で食事が喉を通らなくなり、僕はおかゆ、うどんといった炭水化物しか摂取できなくなった。つまり、停滞期に炭水化物を摂取するという停滞期の抜け出し方があるのだけれど、それを自然とやっていたのかもしれない。