自画自賛

自己満足のためのブログ

太っている人の発想

今日、思い切って体重を測らなかった。ようやく、体重計の呪縛から解き放たれようとしている。その代りこれからはしっかりと体型に向き合おう。これまでもナルシストのに自分の体を眺めてきたけれどね。腹筋を6つに割りたいのはもちろんだけど、他にも気になる点がある。というか、ほぼ全部気になる。例えば、胸筋をしっかりつけたい。胸筋をつけておくと前からの見栄えが良くなると思う。それから、肩、首回り。首から肩にかけてのラインに筋肉をつけられるとより良さそうだ。あと、上腕三頭筋。結局、三頭筋の筋肉が付いていないと腕は恰好がつかない。腕の中では一番大きな筋肉だし。忘れちゃいけないのは広背筋。後ろ姿はこいつに掛かっているのだけれど、いまいち鍛え方が分からない。いや、懸垂がいいのだけれど、家の中で懸垂できる場所がないのよ。
 で、太っている人の発想について。昨日、太っている人と食事に行った。彼は男性で、身長170cm、体重90kg。太っているけれど良くいる程度の肥満。仲のいい先輩だ。久しぶりに会って話をするのが目的だったから食事はどこでも良かった。何のポリシーもないので、先輩のチョイスに身をゆだねた。着いた店はビュッフェレストランだった。まず、久しぶりに話をしようっていうのにせわしないビュッフェですか?と思ったけれど、まぁビュッフェも悪くない。好きなモノを好きなだけ食べてやろうと決めた。しかし、いざ皿を手に取って大皿の前に立つとどうも手が伸びない。リーズナブルな価格帯のビュッフェだったので、一つ一つのクオリティーが高くない。それでもピザ、パスタ、肉団子、シュウマイ、海藻サラダをワンプレートに並べて席に戻った。そして隣の先輩の皿を見ると、僕の3倍ほどの量が乗っかっていた。ピザ3枚、パスタ2種、フライ3枚、唐揚げに肉団子など。圧倒的に油が多い。その後、おかずもデザートも先輩は僕の3倍の量を食べ続けた。野菜類は一切摂らないから、実際カロリーは4倍5倍かもしれない。僕は色々な意味で真似できない。まずボリュームが無理だし、油で胸焼けするし、甘いのも限度がある。これをぺろりといけるのが違いだと思った。それに、僕は僕なりにいつも以上に食べているけれど、先輩は普通の食事として食べている。ビュッフェだろうがなかろうが、毎日こんな食事なんだなと思った。
 また雑談から、食事の話になった。先輩が家族と行った外食の話を聞いていると、全てビュッフェ。都内のビュッフェから横浜のビュッフェまで。どこに行ってもビュッフェ。ちなみに奥さんも同じ体型なので家族でデカいわけだけど、外食と言えばビュッフェという感じになっている。なんでビュッフェかと聞くと、得だからとの答え。まぁ確かに、それだけ食べるなら得してそうだ。僕はビュッフェで得する気がしない。そもそも、お金をケチると並んでいるもののクオリティーが低い。90分2000円程度では、あまり食欲をそそられるおかずがない。そして、今日は食べるぞと息巻いたところでそれほど食べられるわけでもない。この前、ナン食べ放題のカレー屋さんに行って思い知った。大好物のナンが食べ放題だと胸躍らせて、限界まで食べた結果、ナン0.5枚おかわりで終了。大して食べられないのだなと痛感した。そうなると2000円でそれなりの食事をした方が結果的にずっとリッチで満足度は高いのだ。しかし、太っている人は、2000円の外食では物足りない場合が多いのだろう。そこでビュッフェになる。なるほど。
 ちなみに、毎日の食生活を聞いたところ、揚げ物が多かった。しかし、この頃健康に気を使ってオリーブオイルを使っているようだ。まぁ、なんかその前に絶対量を減らすべきだと思ったけれど。
 そして、彼らの1歳半の子どもは、これから間違いなくデブの道を進むんだなぁと思った。ここで言っても仕方ないし、今更言っても仕方ないけれど、その先輩のことはかなり好き。