自画自賛

自己満足のためのブログ

ストーリーオブマイダイエット(これまでのダイエット)

自慢ではない、皆に知ってほしいのでもない、ただ、事実だから言う。ダイエットしようと思ったのは、これが初めてではない。…あれ、なんかイメージと違う。
 フフフフ、死を意識したのはこれが初めてではない。クククク、そうほざいたのはお前が初めてではない。この流れに乗っていきたかったのだけれど、全然伝わらないな。

憶えている限り、僕がしたダイエットは、学生時代に1度、入社してすぐ1度、3年前に1度の計3回。数日、数週間で終わったダイエットを入れるともっと数は増える。つまり、何度も失敗している。
最初のダイエットは、極貧生活を逆手に取った1日芋けんぴ1袋生活。これは、1日200円で過ごさなくてはいけないほど追いつめられていた学生時代、煙草一箱(当時300円)を3日で消費し、残った100円を食費に使うライフスタイルを構築したところに端を発する。当時の僕は「カップラーメンは、お湯を沸かし、残った汁を捨てる、手間のかかる食事だ」と公言しているくらいのめんどくさがり屋さんだった。それと比べると、いや、どんな食事と比べても芋ケンピは袋を開ければいつでもどこでも食べられるし、麺が伸びるだとか、冷えると美味しくないだとか、そんな制約はないし、しかも美味しいし、完璧な食事だと思っていた。もちろん普通の生活は出来ないので、ナマケモノの霊を召喚する。つまり、寝られるだけ寝て、どうしてもお腹が空いたら芋けんぴをつまんで、テレビを眺め、また寝る。これが最初のダイエットだった。
 入社してすぐのダイエットもまた食事制限。でも、今度は仕事をしなくてはいけないので、芋けんぴ1袋では生きていけない。三食とって少しずつカロリーを減らすわけだけど、独身生活ということで外食が増える。人に誘われれば普通に食べる。一か月続けても体型に何も変化はない。どうせ変化がないならばしなくても同じだ。あっけなく挫折した。
 そして、3年前に行ったのは食事制限とジム通い。これまでとは違い、大真面目に取り組んだ。若干怖いくらいに取り組んだ。まず毎朝6時には起きてジョギングしながらジムに行く。ジムで30分、マシンを使った筋トレをする。家に帰ってシャワーを浴びて朝食を摂り出社。昼は普通に食事をするけれど、夜は主食をいつもの5-8割に減らす。時間があればまたジムに行き、ランを30分ほど行う。土日はマシントレーニングとランを2時間ほど。みるみる体が変わっていった。皆から変化を指摘された。いい気分だった。でも、同時にしんどさも感じていた。鍛えた次の日の朝が本当に辛いのだ。しっかり睡眠をとっても全然疲れが抜けない。それに、家から10分の距離が地味に面倒くさい。雨の日はトレーニングをしたくてもジムに行きたいとは思わない。そうして梅雨の季節に折れ掛けていた心は、夏休みの長期連休で完全に破断した。そして、登ジム拒否となり、いつのまにか食事制限も解禁された。
 これが僕のストーリーオブマイダイエットである。

さて、今回のダイエットは当然これらを反省し学習した方法でなくてはならない。話を整理すると、過剰な食事制限は無理、トレーニングはすべき、手軽で継続できることが重要。おお、そう考えると、なんとなくイメージが出来てきた。家の中でのトレーニング、少しだけの食事制限。
なんか、いい感じ。既に成功する気がしてきた。てか、成功する。お、本にしようか。サイン会で女性から「個人レッスンをつけてください」なんて言われて、いや、僕妻子ある身なので、なんて言って。うん。